2020年12月17日(木)、株式会社税務研究会主催Live配信セミナー「リースの基礎丸わかり講座」(午前10時~午後5時)の講師を、弊社公認会計士・税理士の野村 昌弘が務めさせていただきます。
リース会計については2007(平成19)年3月の会計基準の改正以降、ファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引に分類され、ファイナンス・リース取引はさらに所有権移転ファイナンス・リース取引と所有権移転外ファイナンス・リース取引に分類され、それぞれに会計処理されるようになり、実務は大分定着してきました。
本セミナーでは、リース取引の意義、リース取引に関する会計処理と税務上の取扱い、転リース取引、セール・アンド・リースバック取引、リース取引の開示等、リースに関する基本的論点を網羅的に理解できるよう、分かりやすく解説します。
また、国際財務報告基準(IFRS)では、IFRS第16号「リース」の適用により、使用権資産とリース負債が新たにオンバランスされることになり、業種によっては財務諸表への影響が非常に大きい会計基準となっています。日本基準を適用している上場企業でも、海外子会社がIFRSを適用している場合、IFRS第16号は「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い」における当面の取扱いにおいて修正項目とはされていないことから、IFRS第16号を適用した海外子会社の財務諸表を上場企業の連結財務諸表に取り込むようになっています。
さらに、日本基準においてもIFRS第16号等の考え方に合わせ、全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、現在検討が行われているところです。そのため、IFRS第16号の概要を早めに理解しておくことで、海外子会社の会計処理の理解や日本基準の改正に向けた準備が可能となります。
そこで、本セミナーでは、IFRS第16号の概要、財務諸表への影響、現在検討されている日本基準の改正動向についても、分かりやすく解説します。
リース全般の基礎知識を習得したい経理部に配属されて間もないご担当者様、リース管理を担当される現場スタッフ向けのセミナーとなっておりますので、是非ご参加ください。
詳細は、株式会社税務研究会様セミナー情報ホームページをご覧ください。
https://www.zeiken.co.jp/seminar/rs/detail/3885